<富山市永久町>押入れを占拠しがちな来客用品の整理

昔の大きなお家と言えば、お盆やお正月に法事など、遠方からの来客を迎えるための沢山の食器や寝具などがあったものです。
現代のように交通網が発達していなかった時代ですから、県内と言えども泊りがけで出かけるのは当たり前だったのです。
今では懐かしい思い出となっていますが、その本家様では、その時代の遺産が物置にずっしりと溜まっている。という事も珍しくありません。

今回のご依頼はこちらのお嬢様からでした。
先代であるお父様がお亡くなりになったのを機に全く使わなくなったこれらの不用品を処分なさりたいという事です。
立派な高御膳にお椀やお皿。
お布団、座布団の数も言うにあらず…往時を思うと、どれだけ素晴らしいお持て成しをなさっていたのだろうと感服いたしました。
お嬢様も、そんな先代様の心を尊重なさっての今回の決断だろうと思います。
沢山の道具たちも、勿論お父様も、喜んで下さっているものと思います。

さて、本題の処分の経過ですが、さすがに嵩張る布団類の大量処分とあって、トラック三台分となりました。
しかし、ご自宅から処分場が近かったこともあり作業時間も短縮。
作業工程は一日で終えることができましたので、ご予算にも多少なりと貢献できたのではないかと思います。